メグスリノキエキスの効果・効能と体内での働きについて

メグスリノキエキスの効果・効能と体内での働きについて

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メグスリノキエキスってどんな成分?働きは?

メグスリノキエキス 効果

目の悩みがあってブルーベリーサプリメントを何にしようか探しているという方なら
『メグスリノキエキス』は聞いた事のある成分かも知れませんね。

 

ブルーベリーサプリの原材料になるブルーベリーやビルベリー・・・最近注目のアサイーなどと違って
日本国内にのみ自生しているメグスリノキという樹木の樹皮から摂れる成分です。

 

特に目の悩み対しての効果に限定すると、
目の充血やものもらい(めばちこ)などの予防、改善に役立つ殺菌・抗菌効果に優れた成分です。

 

メグスリノキエキスの効果・効能

メグスリノキエキスは一般的に目の病気に対する効果効能がある成分として知られていますが、
その他にも私たちの健康に大きな良い影響与える働きもするんですよ。

  • 肝臓の働きを向上させる効果
  • 動脈硬化を予防する効果
  • 血糖値の上昇を防ぎ下げる効果

こういった健康効果もあるんです。
このような働きがあることから、若い年代だけでなく、30代を過ぎて体が衰えやすくなった方などからも支持されているんですね。

 

メグスリノキエキス含有のブルーベリーサプリ

 

その歴史は非常に長く、現在NHKの大河ドラマの主役「黒田勘兵衛」の祖父にあたる黒田重隆が、
室町時代から播磨国(現在の兵庫県)で黒田家の礎となる財を成したのが、
このメグスリノキから摂れる成分で目を洗う目薬を作って販売した事が、
その後の黒田家が受け継がれていく事につながったのは有名なエピソードとして知られています。

 

そんなメグスリノキエキスの働きは、1971年頃から研究が進められ
最近になって様々な効果を持っている事が明らかになりました。
まず、アレルギーの抑制作用があるといわれているケルセチン。
血圧・血糖値降下の働きがあるα-アミリン、
コレステロールの吸収を抑えるβ-システロール、などから成っている成分で、
さらにロンドデンドリンという成分が加わって、前述の様々な成分と相乗効果を生み出す働きがあります。

 

ロンドデンドリンは、加水分解によってロンドデンドロールという成分に変化します。
ロンドデンドロールはお茶に含まれるカテキンの一種で、
殺菌作用と肝臓の働きを助ける作用と、血流改善の効果があることが分かっています。

 

古来、中国では医食同源の考え方によって「肝は目を穿つ(うがつ)」という言葉があり、
肝機能を損なうと、それは目に表れ、逆に目を酷使すると肝臓の健康を損なうといわれるほどです。
4000年もかけて完成された中国医術は、様々な経験則によって支えられているので、
昔の中国人は目と肝臓の密接な関係を知っていたんですね。

 

身体全体の健康はすべてのバランスの上に成り立っていて、どこかに異変があるときは
体の中にある異常の根本原因を探って完治させることで症状の改善を図るという
考え方に基づいた処方に使われてきた有効成分がメグスリノキエキスという事なんですね。

 

メグスリノキエキスはサプリ以外でどのように摂取するの?

基本的には、お茶として体の中に取り込んでいくのですが、
形としてはティーパックタイプのものも乾燥させた葉っぱを煮出して飲むようなタイプのものもあります。

 

このように地道にコツコツ摂取する方法もあるのですが、
この栄養を最も効率よく摂取していくのであれば
やはりサプリメントと言う手段が最も効率が良いと私は考えています。
またサプリメントを選ぶことのメリットとしては、
普通の飲食では補えないほどの特定の栄養を効率よく補給できると言うだけでなく、
目的の栄養成分の他にもあるとうれしい成分が同時に含まれていることが多いです。
幅広く栄養をカバーできるのもサプリメントの魅力です。
またどれだけ忙しい方でも水で流し込むだけで簡単に補給することができるため、
時間がなく忙しい毎日を過ごしている方にとってもかなりありがたい手段ではないかと考えています。

 

そんなサプリメントですが、どれほどの期間続けたら良いのかと言う疑問が浮かぶ方もいらっしゃると思います。
これについては個人差等があるかと思いますが、
大抵の場合は3ヶ月から半年位継続すると大きな変化を実感する方が多いようです。
小さな変化であれば1ヶ月前後で実感される方も少なくありません。
また具体的にいつまで継続すれば良いのかと言う部分については、
シンプルに考えて特定の栄養の継続的な補給を止めてしまえば
その栄養が体から抜けてしまえばその栄養によるメリットや効果なども
自然となくなってしまいますから、必要なだけ補給していくと言ったような感じでしょうか。
これについてはサプリメントと薬では違いますので、ご自身の感覚で判断されて良いかと思います。