ブルーベリーの効能は便秘改善にも?

ブルーベリーの効能は便秘改善にも?

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ブルーベリーに便秘を治せる効能があるってホント?

便秘は本当につらい症状ですよね。
実は管理人のわたしも便秘には悩まされていた事がありました。

 

ですが、実際にブルーベリーをジャムでパンに塗って食べたり、ブルーベリーサプリを飲むようになって、それが習慣化する頃には、便秘も治まっていました。

 

実際に関連性があるのかないのかは分かりませんでしたが、とりあえず気になったので調べてみたところ意外な関連性がある事が分かりました!

ブルーベリーはバナナの2.5倍の食物繊維が摂れる?

便秘改善と言えば、真っ先に思い浮かぶのは食物繊維ですよね。
ですが、食物繊維には2種類の分類があるというのはご存じでしたか?

  • 水溶性食物繊維
  • 不溶性食物繊維

食物繊維は、この2種類に分けることが出来ます。
この2つの食物繊維をバランスよくどちらも摂らないと便秘は改善されないんですよ。

 

一般に食物繊維というと、ゴボウやサツマイモなどの野菜がイメージしやすいんですけど、これらは不溶性食物繊維に分類されます。
不溶性食物繊維は、胃では消化されにくく、消化されずに腸まで届いて、小腸や大腸の腸壁に残った未消化物や老廃物を取り除くお掃除屋さんです。

 

ですが、不溶性食物繊維に偏ってしまうと、便が硬くなってしまい、スムーズなお通じが出来なくなってしまうんです。
一方の水溶性食物繊維は、コレステロールの吸収率を下げる働きを持っている他にも、水分を含んで便を柔らかくする働きがありお通じの改善ができるんです。

 

食物繊維には腸内環境を整えてくれる役割もあるので、胃腸の働きを元気に保ってくれるんですね。

 

ですが、食物繊維には水溶性と不溶性の両方があるため、
水溶性食物繊維だけでも良くないですし、不溶性食物繊維に偏っても良くないという事なんですね。
その2つの食物繊維をバランスよく摂れるのがブルーベリーの特徴なんだそうです。

食物繊維のバランスの理想は?

ブルーベリーの便秘に対しての効能からは話が離れてしまいますが、理想的な食物繊維の摂取バランスというのがあるんです。
そのバランスとは『水溶性1:2不溶性』とされています。

 

このバランスが乱れると水溶性食物繊維が少なくなった場合には便が硬くなってしまいます。
また、不溶性食物繊維が少なくなってしまうと便のカサが増えてくれないので、便意を感じる直腸のところまで便が運ばれて行きにくくなってしまいます。

 

ブルーベリーはこの2つの食物繊維のバランスを崩す事無く摂ることができると言われているんですね。
この段落の見出しの部分でバナナの2.5倍の食物繊維が摂れると書きましたが、
ブルーベリーで摂れる食物繊維はどちらか片方をカバーできるという事ではないんですね。

 

ブルーベリーの食物繊維は、含有量が果物の中でもトップなんだそうです。しかも理想的なバランスで摂れるのは嬉しいですね♪
ポッコリお腹や太りやすい体質の改善につながる効能を持っているのがブルーベリーなんですね。

 

もちろん便秘は食物繊維を充分に摂るだけが改善のカギではありません。
水分補給も大切ですし、軽いウォーキングなど適度な運動で
腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発化させることも大切です。
毎日の生活の中でも気分転換をかねてお散歩に出掛けたり、
その時にお水を飲みながら歩くことや食生活も野菜を中心にバランス良く食べることが大切になります。
また、精神的なストレスで呼吸が浅くなっている場合も腸の蠕動運動が鈍る傾向が表れて便秘の原因になる事もあります。

 

つまり便秘の原因は、食物繊維の不足やバランスだけではないということなんですね。

 

また、ブルーベリーをジャムなどで生食する場合は食べ過ぎに注意してください。
その理由は、ブルーベリーの糖質が血糖値を急激に高めてしまうことも考えられるからです。
便秘が治ったとしても、ブルーベリーの食べ過ぎで他の病気にかかってしまっては本末転倒です。
なので、先ほども触れた通り水分補給や適度な運動、バランスの良い食生活を心がける中で時々ブルーベリーを食べるというのが良いと思います。
ジャムでパンに塗るとかクラッカーに乗せて食べるとかいろいろとおいしい食べ方もあるブルーベリーですが、くれぐれもバランスを考えて取り入れるようにしましょう。

 

便秘解消でがんのリスクが低下する

日本国内での死因の第一位とも言われているがんですが、
実はその根本的な原因の多くは便秘によって大町から様々な有害物質が発生することも大きく関係しているといわれています。
便秘と言うと誰でも起こりうることでよくあることですので意外と軽視されがちなのですが、実はこのような重大な病気にもつながっているんですね。
つまりブルーベリーを継続的に摂取して食物繊維の力で便秘を解消することができれば関連してがんのリスクを低下させることにもつながるわけです。
いちどガンになってしまえば医療費は馬鹿になりません。
そう考えると、サプリメントから継続的にブルーベリーの食物繊維を摂取し続けると言うのはかなり合理的なのかもしれませんね。