白内障の症状と手術の手順とは?

白内障の症状と手術の手順とは?

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白内障の手術は痛い?術後の見え方などのまとめ

白内障とは、さまざまな要因で目の水晶体に濁りが発生し、それに伴って見る物が白濁して見える状態の事を言います。

 

その要因は人によって異なり、最も一般的なものは、加齢に伴う老化が原因となっています。
加齢性の白内障は40歳代から始まり、90歳くらいになるとほとんどの方が掛かっているとされています。

 

他の要因としては、衝撃や外傷、紫外線、薬の影響によるものなどさまざまですが、ごくまれに先天性の場合も有ります。

 

白内障は有る程度進行するまで自覚症状がほとんど有りませんので放置しがちですが、進行すると徐々に曇りガラスを通して見ているような見え方になって来ます。
その為、物が見えにくくなるのと、光がまぶしく感じやすくなって目をちゃんと開けてみるのがつらくなって来ます。

 

日本国内ではそれほどでもないですが、世界的には失明原因のトップとなっています。

 

白内障は、現在でも薬で完治する事が出来ない病気です。
現在使用されている薬は進行を遅らせる効果は有りますが、改善には効果が無いのが現状です。
ですから、日常生活に支障が出るようになれば、手術する必要が有るといえます。

白内障手術はどんな流れ?

この場合は、濁った水晶体を取り出して、新たに人口のレンズを眼内に設置するのが一般的な方法となります。
そのレンズは、水晶体のようにピント調整ができるような柔らかいものでは無く、いくつかの種類のレンズから、自分の生活スタイルに合わせた物を選ぶ事になります。

 

現在、保険適用となっているレンズは単焦点レンズのみで、遠近両用のレンズに保険は適用されていません。
そのため、ほとんどの手術で使用されるのは単焦点レンズとなっており、生活でよく見る距離にピントが合うレンズを選んで手術を受けます。

 

では、その手術の流れを見ていきます。

  • レンズは事前に本人の要望の焦点距離を元に、検査を行って決定します。
  • 目は瞳孔が開いている必要が有るので、目薬で瞳孔を開いた状態にします。
  • 瞳孔が開ききったのを確認して手術が始まります。
  • まず点眼などで目の麻酔を行います。
  • 次に眼球の角膜を一部を切開して創口を作り、そこから超音波で水晶体を砕いて吸引します。
  • 同じ場所から水晶体の有った位置に、代わりの眼内レンズを挿入して設置します。
  • 創口を閉鎖して完了です。

麻酔が効いているので、痛みは無いとはいえ、目が開いていますので照明が近いのでまぶしく、作業の様子も見えます。

 

時間的には最初の目薬で瞳孔が開くのに数十程度分掛かりますが、その後は15分程度で終了します。
傷口は術後数週間は目薬で消毒して直し、状況確認の為に数ヵ月間、定期通院が必要となります。

 

視力自体は多くの場合翌日に戻りますので簡単な家事などを行なうことができますが、
傷口が安定していないので、1週間くらいは目を傷つけないようにしたりすることが必要になります。

白内障手術の費用

費用については単焦点眼内レンズと多少、眼内レンズによって保険が適用されるかどうかが変わってくることもあり、値段に大きな差が出ます。

 

なお、単焦点眼内レンズの場合は3割負担でおよそ5万円前後、多焦点眼内レンズは自費診療になるため、病院によって異なりますが両眼で50万円台から120万円台だと言われています。
白内障は世界共通の目の病気で、加齢が関係している病気なのですが、活性酸素の影響で水晶体がにごってしまう病気です。

 

つまり、毎日の食生活で緑黄色野菜に含まれるルテインやゼアキサンチン、アスタキサンチンなどの抗酸化物質を摂取する事で予防する事ができるんです。
アスタキサンチンは、βカロテンが含まれているニンジンなどと一緒に摂ると吸収力が上がります。
また、アスタキサンチン自体はシャケやカニの甲羅が赤くなるための成分としてご存じの方もいらっしゃるかと思います。

 

そして、網膜の劣化も白内障と併発しやすい病気で、それを予防するには、ルテインとゼアキサンチンが効果的です。
ゼアキサンチンは正式名称をβクリプトキサンチンという成分で脂溶性色素成分のひとつでエステル体のルテインと相性が良く、お互いに相手をちゃんと分解してお互いに吸収を助け合う性質があるため、
ルテインと一緒に摂るのが効果的な摂り方と言えるんですね。

 

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