ケルセチン配糖体で喘息改善!摂る量と安全性のまとめ
ケルセチン配糖体には、ぜんそくを改善する効果が報告されています。
その仕組みは、ちょっと複雑なので、このページでは分解して分かりやすくお伝えできるように頑張りたいと思います。
まずは、簡単にこのページの流れをご紹介します。
- ぜんそくの仕組みを知ろう
- ケルセチン配糖体っていったい何よ?
- ケルセチン配糖体のぜんそくに対する効果の仕組み
- ケルセチン配糖体の摂取量は?
- ケルセチン配糖体の副作用は?過剰摂取は?
- おすすめのケルセチン配糖体サプリ
ぜんそくの仕組みを知ろう
ぜんそくが起こってしまう仕組みは、免疫力の低下によるものであると言われています。
もちろん、生活環境や遺伝的体質によっても変わってくるので、一概に決めつけることが難しい部分もあります。
しかしながら、身体の中にある免疫機能の中で、サイトカインという伝達システムの一部であるIL-13が生成される量が増えてしまうと、ステロイドが効かない重度のぜんそくになってしまう事が分かっています。
最新の研究では、ケルセチン配糖体の働きを利用したIL13の抑制によって、ぜんそくが段階的ながら改善されて行くことがマウスの試験によって確認されたそうです。
では、次にケルセチン配糖体ってなに?という部分から一緒に見て行きましょう。
ケルセチン配糖体ってなによ?
ケルセチン配糖体は、玉ねぎの外皮などに含まれているポリフェノール群の1種で、フラボノイドのひとつです。
フラボノイドというと、緑茶に含まれているカテキンはご存じの方も多いと思います。
このケルセチン配糖体が、ステロイドが効かなくなっている重症のぜんそく患者の方に救いの一手になるという事が最新の研究でわかって来ています。
ケルセチン配糖体のぜんそく改善の仕組み
ケルセチン配糖体のぜんそく改善効果の仕組みは、ぜんそくの仕組みのところでも軽く触れたとおり、
IL-13(インターロイキン13)というサイトカインのひとつを抑制することが研究の結果でわかっています。
IL-13は、ステロイドが効かないぜんそく症状の患者の気管支の粘膜で分泌されているものであることが分かっています。
ステロイド吸入器が効かないぜんそくとIL-13の関係は、『ステロイド抵抗性』というステロイドが効かない状態になってしまうんだそうです。
このIL-13を抑制して、段階的にぜんそくの症状を軽減しながら改善していく事が期待されています。
すでに、マウスを使った試験データでは、ほぼ100%に近いエビデンスが得られているんだそうです。
ケルセチン配糖体を摂る量はどのくらい?
すでにぜんそくの症状に悩まされていらっしゃる方は、ケルセチン配糖体の摂取量がかなり多くなります。
1日2回に分けて、食事の20分前に300mg~400mgの摂取量が推奨されています。
ちなみに、IL-13と共にぜんそく症状の発作機序に関係しているのが、花粉症の原因でもあるIL-4(インターロイキン4)です。
なので、花粉症に悩まされている方もぜんそくになってしまう可能性があるのだそうです。
こういった『ぜんそくの予防をしたい方』については200mg~300mg(体格や個人差によって多少違いが出るそうです)のケルセチン配糖体を摂取する事が推奨されています。
また、ぜんそく予防をしたい方は1日1回食前の摂取で良いそうですよ。
ケルセチン配糖体の副作用は?過剰摂取は?
ケルセチン配糖体は、水溶性のフラボノイドのひとつ(だからお茶に含まれるんです)で、体内への蓄積性がない事も確認されているため、副作用の心配はありません。
また、ここまでの話の筋でお分かり頂けたかも知れませんが、ケルセチン配糖体の過剰摂取の心配もありません。
ただし、サプリメントで摂る場合は一度に大量に摂ることも出来てしまうため注意が必要です。
その点さえ守って行けば、安心して摂ることができるのがケルセチン配糖体なんですね。
ケルセチン配糖体おすすめサプリ
ケルセチン配糖体を、ぜんそく改善に効果が期待できる300~400mgの範囲で摂取できるおすすめのサプリメントがあります。
『ケルシプレックス』という名前のサプリメントなのですが、1カプセルで333mgのケルセチン配糖体を摂取する事が出来ます。
ケルシプレックスは、マメ科植物から抽出した天然由来のケルセチン配糖体が摂れるサプリメントです。
摂れる栄養素はケルセチン配糖体333mgの他には、マグネシウムも摂ることができるというシンプルで安全性を最優先に作られているサプリメントです。
世界一のサプリメント大国であるアメリカのダグラス社が製造しています。
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