ウソとホントが入り乱れるブルーベリーの効能
誰でも気軽に情報を世の中に発信できるようになった今、様々な嘘と本当の情報が入り混じっています。
この記事のテーマでもあるブルーベリーに関しても同じことが言えます。
なお、実際に私の目線で様々な情報を見てみても、ブルーベリーに関する情報の全てが本当であるとは到底思えません。
もしかするとこの記事をご覧の方の中には、ブルーベリーに関する嘘の情報を掴まされてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、ブルーベリーに関する情報の嘘と本当のところそれぞれお話ししていきたいと思います。
ダマされないで!ブルーベリーの効能のウソ
まずはブルーベリーの効能の嘘を紹介します。良く云われる効能の中で嘘をあげてみました。
- ブルーベリーで近視が回復する
- ブルーベリーで乱視が回復する
- ブルーベリーで遠視が回復する
まず、近視、乱視、遠視のいずれの場合も
『眼球ゆがみ』や『水晶体の厚みを上手く調節できない事が原因』で起こってしまう現象です。
特に前者の眼球のゆがみ(物理的)原因が取り除かれない限りは視力が根本的に回復する事はありません。
ブルーベリーは、確かにアントシアニンという抗酸化物質を摂る事が出来ますが、眼球が“モノを見る仕組み”は複雑で、アントシアニンだけを摂る事が出来れば良いというものではありません。
遠・近両方にピントを素早く合わせる水晶体の働きも必要ですし、眼球の中身にあたる“ガラス体の濁り”が出ないようにルテインなどの緑黄色野菜に含まれる成分の摂取も大切なんです。
また、近視にも種類があります。
軸性近視や屈折性近視があり
いずれも、トレーニングで少しずつ改善していく可能性があります。
そのような、近視回復のトレーニングにブルーベリーが役立ってくれますよ。
また、近視には仮性近視もあります。
仮性近視とは、1日の中でも視力が変動している(ご存じでしたか?)のと同じように目を酷使している生活習慣などで
目のピント調節機能が落ち込んで“一時的な近視”になってしまうことを言います。
後天性近視の中では、もっとも症状が軽く、目を休ませたり、栄養バランスの取れた食事などで回復できます。
ただし、これを放置しておくと本格的な視力低下につながるためできる限りの対策を打っておきたいものです。
さらに、生食のブルーベリーではありませんが、トレーニング中の疲れ目を緩和してくれて、
水晶体の厚みを調節する、毛様体筋のコリをほぐしてくれる効果がある成分のルテインが含まれているサプリメントは効果的と言われています。
乱視もトレーニング方法があるので、トレーニング中に眼瞼筋(がんけんきん)を動かして眼球のゆがみを矯正するのですが、その効果を支えてくれる事も期待できる成分がサプリメントなら摂る事が可能なんですよ。
ブルーベリーの効能のホント
ブルーベリーの効果で本当と言えるものは、視神経の神経伝達物質である
ロドプシンという色素成分の再合成を助ける事によって“目が見える”という認識を脳にさせる事です。
これは眼精疲労の改善にとても効果的なんですよ。
というのも眼精疲労の原因は、見えないものを目を細めたり集中力を高めたりする事で見ようとする無意識の行動によって
発生する目の疲れが肩こりや頭痛、背中の痛みなどという症状になって表れる事です。
もともと視力が良くくっきりと見えている状態ならば無意識の行動をする必要がなくなりますよね。
例えば、細かい文字を見ようとすると猫背になったり目を凝らしたりしますよね。
それと同じことがパソコンやスマホを情報取集の手段に使うようになったわたし達にも起こっています。
紙焼きの媒体ではなく、ブルーライト(紫外線)を発する画面に向かって猫背になったり目を凝らしたり・・・
目にとっても身体にとっても良いわけはありませんよね。
こういった目の酷使や疲れを取り除くのが目の働きを助けるブルーベリーサプリの有効成分なんですね。
目の疲れが緩和される事が眼精疲労の原因を取り除く事になるという仕組みです。
ただし、これはブルーベリーの中に含まれるアントシアニンの働きによるものなので、有効成分をどれだけ摂取できるか、吸収できるかという部分に左右される事をお忘れなく。
なので、生のブルーベリーを食べるよりも、低分子化されて有効成分の吸収効率が上がる工夫がされているブルーベリサプリメントが効果的と言われるんですよ。
次にブルーベリーの効能の本当に付いて紹介します。
- 疲れ目による視界のかすみが軽減される
- 以前よりも眼が疲れにくくなる
- 疲れ目予防の効果で身体の疲れ全体が軽減される
これらは、個人差によっても感じ方の度合いも違うという話になってしまいますが、ブルーベリーの効能の本当です。
さらに生食と違ってサプリメントにはアントシアニンが生食よりも効率良く摂る事が出来ます。
それと、アントシアニンだけでは得られない効果がある事から生食よりもサプリメントの方がおすすめなんですが、その理由を次でご紹介します。
生のブルーベリーよりサプリメントが効果的な理由
太陽光の紫外線やパソコン・スマホなどから発せられるブルーライトなど、有害光線から眼球の中の硝子体の酸化を予防したりする成分と、先ほどのロドプシンの再合成を助ける働きとはあくまで別物です。
紫外線やブルーライトから目を守ってくれる栄養素はルテインと呼ばれるカロテノイドの1種で、最近のブルーベリーサプリならほとんどのものに配合されていますが、ブルーベリーの生食では摂る事が出来ません。
その他にも、紫外線から発生する活性酸素をコエンザイムQ10の1,000倍の還元力で無毒化するといわれるアスタキサンチンが摂れるサプリメントもあります。
これらの成分が摂れるサプリメントを選ぶ事によって疲れ目や眼精疲労の解消だけではなく、目の将来的な病気予防にも活かす事ができるのがサプリメントの魅力です。
最近のブルーベリーサプリが優れていると言われるのは、ビタミン類もバランスよく含まれていて
水晶体の厚みを調整している毛様体筋の緊張とコリをほぐせる成分もしっかり配合されている点です。
つまり、見たいものに視野を移動した瞬間にピントが合わせられるようになるので、景色に対する違和感を感じにくくなります。
すると結果として目を凝らす・たくさん集中しなければ視えない。と云った事柄から解放されるので、疲れ目になりにくいのです。
目が疲れにくくなれば当然身体全体の負担も減り頭痛や肩こりなど眼精疲労の典型的な症状を予防する事が可能になります。
ブルーベリーサプリを選ぶ時にも自分の症状をどのように解消したいのかという目的を持って選ぶと効果が実感しやすいんですよ。
ですが、市販されているブルーベリーサプリメントは本当に様々な種類があるので、なかなか“何が良いのか”が分りませんよね。
そこで、このサイトのトップページでは、いろいろな悩みをサプリメントの方向性によって選ぶ事ができるよう紹介していますので、安心してご覧ください^^