コエンザイムQ10 授乳中

コエンザイムQ10は授乳中に摂っても大丈夫?

コエンザイムQ10は授乳中に摂っても大丈夫?

コエンザイムQ10を授乳中の栄養補給に摂りたいという方は気になる内容として『コエンザイムQ10の授乳中の安全性』について検証してみました。

  • コエンザイムQ10って一体なに?
  • コエンザイムQ10の作られ方と原材料
  • コエンザイムQ10は授乳中に摂って良いの?
  • 『酸化型と還元型』コエンザイムQ10の種類と効果
  • コエンザイムQ10の摂取量は?
  • アレルギーの心配はどう?

このような内容で順番に詳しく見て行きましょう。
産後の授乳中は大切な赤ちゃんに対して『ママが摂った栄養がそのまま与えられる』というのは言うまでもありませんよね。

 

『もしわたしが“健康に良かれと思って摂ったものがこの子に悪影響があったらどうしよう・・』
このような心配は決して尽きることはないはずです。
大切な赤ちゃんの未来にも関わってくる可能性があるので、どこよりも詳しく検証して特集を組むことにしました。
では、さっそく見て行きましょう。

コエンザイムQ10って一体なに?

コエンザイムQ10とは、もともと身体の中で合成される物質で『補酵素』と呼ばれるものです。
コエンザイムとは『Co=コ(補う)Enzime=エンザイム(酵素)』というのが正式名称です。

 

1957年にアメリカのクレーン博士によって発見された物質で、わたし達が普段の食事で摂っているビタミン群や各種ミネラルから体内で合成されています。
その働きは補酵素と呼ばれる通り、体内酵素を補うもので食べたものや飲んだものの消化・分解、そして取り出された栄養素の吸収・身体の各部での利用と代謝(排出)まで幅広く生命活動に関わっています。
しかしながら、年齢と共に体内での生産量が減ってくるため合成前の栄養素ではなく『すでに完成されたコエンザイムQ10』としてサプリメントや栄養ドリンクなどで摂ることが健康に良いとされて注目されているのが現状です。
では、すでに完成された成分としてのコエンザイムQ10はどうやって作られるのか、原材料は?といったところを見て行きましょう。

コエンザイムQ10の作られ方と原材料

コエンザイムQ10は発見されて化学合成が研究され始めた当初は『タバコの葉』から抽出されていたそうです。
今現在では、身体にとって害悪しかないことが明らかなタバコの葉から作られていたというのは驚きですよね。

 

ちなみに開発者は日本製粉(日清ファルマ)で、タバコの葉由来がこの当時の技術では限界でした。

 

ですがタバコの葉から抽出・合成されるのは正確には『コエンザイムQ3』という物質で、そこからさらに化学合成の行程を経て作られていたそうです。
その後、現在と同じ水準の天然物由来のコエンザイムQ10精製法が開発されました。
精製方法は、酵母と細菌で作られるというもので、ちゃんと安全と言えるコエンザイムQ10として成立したんですね。

 

原材料は主に大豆が使われることが多いようです。

 

ちなみに鐘ヶ淵化学工業(現在の“カネカ”です)と旭化成が開発した方法なのですが、その後は日清ファルマもこの製法に切り替え、さらに協和発酵と三菱ガス化学もこの製法を採用してコエンザイムQ10の製造に参入。
現在も、世界でのシェアは日本の5社が100%を占めているそうです。
世界中でサプリメントなどの健康食品に日本の技術で作られたコエンザイムQ10が使われているんですね。

コエンザイムQ10は授乳中に摂って良いの?

もちろん現在の天然物由来のコエンザイムQ10ならまったく問題ありません。
先ほど、酵母と細菌によって分解される天然物由来のコエンザイムQ10と言った通り、酵母菌も細菌も普通にわたし達の食生活に馴染んでいるものです。
酵母菌は『パンを作る酵母』や『ビールを作る酵母』などがイメージしやすいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

その他にも、お味噌やおしょう油などの調味料も酵母菌や細菌が使われています。
こういった安全性が確保されているからこそここまでコエンザイムQ10が幅広く健康食品に使われるようになったんですね。

 

産後の授乳中や子育ての最中は先輩ママの経験談などからも分かる通り『体力勝負!』な側面があります。
毎日の家事も加わって、まさに戦争のような忙しさを経験している方も多く、旦那さまも仕事で遅くまで帰ってこないという方も多いので、なかなか手伝ってくれる協力者を頼ることも出来なかったりします。
そういった不満や疲労感の積み重ねやしかも『これからもまだまだ続く毎日』を考えて気分が落ち込んでしまうことも多いでしょう。

 

個人差はありますが、産後うつの原因になったり、育児ノイローゼにつながってしまうケースや離婚なども考えられます。
赤ちゃんも成長していずれは立派な大人へとなって行きますが、それには毎日『笑顔で元気なママ』が必要です。

 

その助けになると感じることができるならコエンザイムQ10を毎日の生活に取り入れる価値がありますよね。
ただし、自分の身体に合うかどうかは実際に使ってみないと分からない部分もあるので、
もし体調不良やアレルギー症状などの異変を感じたら即座に使用を中断して医師の診察を受けるようにするなどの安全策を取って賢く使っていきたいですね。

 

ただし、最近はコエンザイムQ10でも酸化型と還元型という二つの種類があるのはご存じでしょうか。
例えば、DHCのサプリメントでも『還元型コエンザイムQ10を使用』などというセリフを聞いた事がありませんか?
次の段落では、その酸化型と還元型のコエンザイムQ10という種類と違い、効果について見て行きましょう。

『酸化型と還元型』コエンザイムQ10の種類と効果

酸化型と還元型の2種類のコエンザイムQ10は、どちらも天然物由来のコエンザイムQ10であることに変わりはありません。
ただし、その名前から想像できるかも知れませんが、一方が酸化していてもう一方は還元しているということです。

 

実はコエンザイムQ10のもっとも顕著な効果としては『活性酸素の除去』というものなんです。
活性酸素は、有害な毒物を破壊したり病原菌やウィルスを殺菌したりする力を持っているのですが、正常な細胞も傷つけてしまうため老化の原因になっているんです。
わたし達人間が年齢を重ねるごとに身体が重く感じたり、疲れが出たり、やる気が起こらない・・と感じたりするのも活性酸素がカギを握っているんですね。

 

その活性酸素を除去できるのがコエンザイムQ10の効果なんですが、活性酸素を除去するには還元という方法が取られ、これが『抗酸化力』と言います。
ビタミンCとかビタミンEには抗酸化力があるということはご存じの方も多いかと思いますが、
これは活性酸素(スーパーオキシドディスムターゼというのが正式な名前です)をビタミンEとビタミンCが共同作業することで活性酸素を取り除いているためです。

 

詳しく説明すると時間が掛かりすぎてしまうので大まかな説明で割愛しますが、
ビタミンEが活性酸素を還元(除去)する力を持っているのですが、その際にビタミンE自身がビタミンEラジカルという活性酸素の一種に変換されてしまいます。
そのビタミンEラジカルをもとのビタミンEに治してあげることができるのがビタミンCなんです。

 

話が活性酸素の除去になってしまいましたが、コエンザイムQ10にはこの活性酸素を除去する力が単体で成立するという特徴があり、
それがコエンザイムQ10が支持される理由なんですが、この活性酸素除去力が高いのが『還元型コエンザイムQ10』なんです。

 

活性酸素を除去することができる事で感じられる効果はスタミナ向上や疲れの軽減があげられます。
活性酸素の毒性でいかに細胞が傷ついてどれだけ体力が奪われていたのかを知ることができると思いますよ。

コエンザイムQ10の摂取量は?

コエンザイムQ10の摂取量は、厚生労働省が承認しているデータでは『一日当たり30mgが上限』とされています。
それを超える量で摂取した場合、胃腸や消化器官での不調などの症状が報告されたこともあります。

 

コエンザイムQ10は別名を『ユビキノン』ともいう脂溶性のビタミン様物質です。
脂溶性ということは多量に摂取し続けた場合に蓄積されることでのなんらかの不調が起こる可能性もあるということでサプリメントで毎日摂る場合は摂取量に注意して上手に使う必要がありそうです。

アレルギーの心配はどう?

基本的にアレルギーの心配は、原材料にアレルゲンが使われているかどうかです。
作られ方や原材料をご紹介した段落でも軽く触れましたが、日本が100%のシェアを占めているコエンザイムQ10。

 

酵母や細菌で分解される天然物が原料となっています。
天然物を調査しましたが、カネカを始めとする各メーカーでは還元型や酸化型といったことや企業秘密といった部分もあり、ほとんどは植物由来であるということ以上は分かりませんでした。

 

ただし、サプリメントで摂取する場合は着色料にカラメル色素が使われていたり、大豆由来の乳化剤が使われていたりします。
コエンザイムQ10自体には過剰摂取がない限りは安心できるというのが今のところの各メーカーや厚生労働省の見解ですが、どうしても心配という方は普段からお世話になっている病院でご相談されてからが安心できるでしょう。

産後ママのコエンザイムQ10利用についてのまとめ

産後は、赤ちゃんへの影響がダイレクトに現れる時期ですが、一方で栄養バランスが崩れやすい時期でもあります。
あなた自身の身体の不調は母乳を通して赤ちゃんに必ず伝わってしまいます。

 

この時期は2時間置きに授乳してあげなければならなかったり、
他にも家事があったりとストレスも疲れも溜まりやすい時期なので、目の疲れや眼精疲労など、様々な影響が出ています。
そういった悩みにコエンザイムQ10を含んだブルーベリーサプリメントは有効な栄養補給なのですが、

 

コエンザイムQ10は授乳中に摂っても大丈夫なのか。考えてしまうと怖くなるのも事実です。

 

コエンザイムQ10は授乳中に摂っても問題ありません。むしろ葉酸などと共に授乳期には不足しやすい栄養素なので、積極的に摂って行きたい栄養素です。